クレジットカード不正利用、減少の兆しも対策は継続が重要
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クレジットカードの不正利用被害に減少の兆しが見られています。2025年4月に「EMV3-Dセキュア(3DS)」が実質義務化されたことで、本人認証が強化され、不正抑止に効果が出ているとみられます。2025年4〜9月の被害額は前年同期比で約45億円減の223億円となり、発生率も改善しました。
決済代行会社のデータでも、不正利用の減少が確認されており、一部では被害が大きく減少、あるいはゼロとなるケースも報告されています。3DSの導入が、不正利用のハードルを高めているといえます。
一方で、年間の被害額は依然として400億〜500億円規模が見込まれており、状況を楽観視することはできません。不正対策の強化による購入離脱や承認率低下など、売上への影響も課題となっています。
今後は、3DSに加え、AIによる不正検知などを組み合わせた「多層的な対策」が重要です。不正利用率の把握と継続的な改善を行いながら、セキュリティと利便性の両立を図ることが求められています。
